Woodcraft
SHAMOJI
杓文字
「しゃもじを立てる」という発想は、決して斬新なものではなく、先人の生活の知恵から自然に生まれたものです。この形状はクレンジングクリームのパッケージからヒントを得ました。この「立てる」という着眼点は、機能性とデサイン性を持ち合わせたものです。クリームのパッケージという、日常の中にあるものを彷彿させるようなこの「立てるしゃもじ」、すくう面が直接テープルに触れることなく、清潔な状態でご飯を盛りつけることができます。
「讓飯杓站立」並非嶄新的想法,它是由前人的生活經驗,所自然形成的結果。將洗面乳包裝的形狀應用於飯杓上,以「站立」為著眼點,找到兩者在功能與形式上的交集與平衡。來自生活的觀察,彷彿洗面乳的立式包裝,避免杓面直接碰觸桌面,維護用餐的整潔。
INFO
Material: Pine
Dimensions:
180 × 75 × 30 mm/100 g (left)
180 × 68 × 37 mm/110 g (right)
しゃもじは私たちがほぼ毎日、手に取り使っているものです。「手のことは手にきけ」という信念に基づき、ご飯を盛りつける動作については、製作過程中、何度も熟慮し、手に馴染む感覚や、ご飯をすくう角度、それに立てるときの重心などを大切にしながら、一刀一刀削っていきました。
どんなに時代が進もうとも、このしゃもじを伝えた先人たちに由来する、「手が生み出したものづくり」の精神を守り、100年後の人々にも引き継がれてゆくことを、望んでいます。
飯杓是每天幾乎都要拿在手中使用的物品。本著「唯有雙手,了解雙手」的信念,在製作過程中,不停來回揣摩盛飯的動作,一刀一刀切削出符合手握感、盛飯角度,與站立重心的形狀。
無論時代如何演進,我想藉由這個飯杓傳達先人「以雙手製作物品」的堅持,希望能延續這份精神,傳承給100年後的子孫。
competition submission work_Muji Award 04 (2013)